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(第四章 7話)

第四章 7話 第四章 7話

切腹の介錯という晴れ舞台が 恥辱にまみれた修羅場に変わる

切腹の介錯という晴れ舞台が
恥辱にまみれた修羅場に変わる

斎藤一たちの姦計により、出鱈目な作法を吹きこまれた谷三十郎はそれを信じ込んだ。その挙句、不祥事により切腹させられる隊士の介錯の役を任された晴れ舞台で、彼はすさまじい失態を晒してしまうのだ。斎藤は「士道不覚悟」の名目で、谷をその場で切り捨てようとするが、それを制したのは吉村貫一郎だった。いったんその場は収まったものの、斎藤は胸の内にとぐろを巻く、どろどろと滾る殺意を決して捨ててはいなかった。

(第四章 6話)

第四章 6話 第四章 6話

吉村の諫言が引き金で 斎藤たちの悪巧みが始動

吉村の諫言が引き金で
斎藤たちの悪巧みが始動

斎藤老の回想は、谷三十郎という隊士の話に移る。副長助勤として入隊し、末弟は近藤勇の養子に取り立てられるほど「毛並みが良く」如才ない男で、同時に斎藤や沖田たち古参隊士には目の上の瘤。ある日、近藤の養子となった末弟・周平を虐める斎藤たちに吉村は敢然と食ってかかり、その場を収めるが、逆にそれが契機となり、斎藤と沖田はある企みを思い立つ。それは「公の場で」堂々と谷三十郎を葬る企てであった…。

(第四章 1話)

第四章  1話 第四章  1話

死を前に、吉村の追憶は 故郷・盛岡の日々へと続く

"死を前に、吉村の追憶は
故郷・盛岡の日々へと続く

南部藩大坂屋敷で、再び目覚めた吉村貫一郎。意識を失っていた彼に誰かが掛けてくれた布団の温もりに、彼がふと思い出したのは父を失った後、幼い貫一郎が布団の中で亡き母と交わした誓いだった。文武に精進し、決して自らの子にひもじい思いはさせぬ、子を残して死ぬような無体はせぬ、と。
だが今、彼はその誓いを二つとも破ろうとしているのだ。吉村の追憶は、南部で彼を待つ妻・しずと、息子・嘉一郎の辛い思い出へと変わっていくのだった…。

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