第一章

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(第14話)

第一章 14話 第一章 14話

戊辰戦争で敗走の末に竹中が見た「吉村最後の姿」

戊辰戦争で敗走の末に
竹中が見た「吉村最後の姿」

重ねての問いに、角屋の親父…かつての竹中平助はようやく重い口を開いた。それは彼だけが知る「新選組隊士としての吉村貫一郎」最後の姿について。戊辰戦争が勃発し、新選組の、そして吉村の奮戦も及ばず、賊軍の汚名を着せられた挙句、味方の裏切りも重なって敗走を重ね、隊士たちは大坂まで逃げ落ちる。やがて大坂城落城の知らせに、絶望し死を覚悟した彼らの前に、一騎の早馬が駆け込んできた。それは…!?

(第13話)

第一章 13話 第一章 13話

晴れて浪人組から「旗本」へ 新選組は絶頂期を迎える

晴れて浪人組から「旗本」へ
新選組は絶頂期を迎える

竹中平助の回想は、慶応三年へと飛ぶ。ある日屯所の大広間に正装で招集された隊士たちに、近藤局長は厳かに宣言する。このたび沙汰があり、新選組一同は旗本に取り立てられた、と。その内達に、平伏して感謝したのは吉村貫一郎だった。かつて郷里の会津では二駄二人扶持の足軽扱いだった彼が、れっきとした幕臣となったのだ。彼の頬から一筋の涙が流れる。それは新選組隊士の誰もが共感する想いでもあった…。

(第12話)

第一章 12話 第一章 12話

吉村の家族への、故郷への想い 竹中は知り、心を揺さぶられる

吉村の家族への、故郷への想い
竹中は知り、心を揺さぶられる

「守銭奴」吉村貫一郎が稼いだ金銭はすべて、家族への送金のためだった。彼を追って京三条の商家へ来た竹中は、吉村の口からそれを知り、そして美しい故郷・盛岡への想いを聞かされ、やるせない想いに囚われた。自分たちは何のために命を削っているのか…。ある日、隊士たちの「銭のためなら何でもする」という吉村への陰口を耳にした竹中は、激高し思わず鉄拳を奮うのだ。「仕事ってのはなッ!、銭のためにするもんだッ」

(第1話)

第一章 1話 第一章 1話

敗走し、元主家へ辿りついた武士に下された、非情なる命!

敗走し、元主家へ辿りついた武士に
下された、非情なる命!

慶応四年一月、戊辰戦争中屈指の大激戦「鳥羽伏見の戦い」で幕府軍が総崩れの敗北を喫した直後、 大坂の南部藩蔵屋敷に一人の男が辿りつく。彼の名は、吉村貫一郎。知る人ぞ知る「新選組最強の剣士」と噂された男である。満身創痍の彼は敗走を重ねる新選組と別れ、南部への帰参を願い出る。吉村は、実は南部藩の脱藩者だったのだ。だがそんな彼に下されたのは、あまりに非情な命であった!

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