第二章

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(第7話)

第二章 7話 第二章 7話

桜庭が語る、大野次郎右衛門の非情さが招いた最悪の結末

桜庭が語る、大野次郎右衛門の
非情さが招いた最悪の結末

勘定差配方を務め、南部藩の苦しい財政を支えた大野次郎右衛門は有能な人物ではあったけれど…桜庭弥之助は、彼を「快くは思わない」と言い切った。何より吉村貫一郎がその最期に藩の大坂蔵屋敷に駆け込んだとき、竹馬の友であった大野は非情にも吉村に切腹を命じたことが、桜庭には納得できなかったのだ。そしてそんな大野の意志が、結局は南部に不必要な戦と最悪の結末を招いたのだ…と、桜庭は怒りを抑えつつ、淡々と語るのだった…。

(第6話)

第二章 6話 第二章 6話

盛岡へ乗り込んで来た官軍が血眼で探す吉村貫一郎の消息

盛岡へ乗り込んで来た官軍が
血眼で探す吉村貫一郎の消息

桜庭弥之助の回想は明治元年、官軍が盛岡へ乗り込んできた時へと移る。戊辰戦争の勝者として土佐兵たちは傍若無人な振舞いで桜庭の屋敷へ押し入ろうとするが、弥之助の父は敢然と指揮官に非礼を咎める。彼らの目的は、吉村貫一郎の所在を突き止めることだった。父は吉村の家族も脱藩の責を負って自害した…と返答し彼らを追い返したのち、吐息をついて弥之助に貫一郎は大坂蔵屋敷で切腹した、という事実を淡々と告げる…。

(第1話)

第二章 1話 第二章 1話

故郷へ残した美しい記憶 そして、果たせなかった約束!

故郷へ残した美しい記憶
そして、果たせなかった約束

南部藩大坂蔵屋敷での切腹を前に、吉村貫一郎の回想は続く。脱藩して江戸へ出たのち、食うや食わずで町道場の食客をし糊口を凌いだこと、そして新選組に加わり、ようよう郷里への仕送りができる身分になった頃の追憶…。その先に思い出すのは雫石の郷里に雫石に残した妻・しづのこと。やがて彼の追憶は、若き日の二人の出会いの場面へと移ろうのだった。

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