第二章

画像をクリックタップするとビューアーが開きます
※一部のブラウザーと機種によっては閲覧できない場合がございます。

(第4話)

第二章 4話 第二章 4話

弥之助が知った身分差の実態 思い出した「今も解けぬ謎」

弥之助が知った身分差の実態
思い出した「今も解けぬ謎」

桜庭弥之助の記憶は幼い頃、吉村嘉一郎と連れ立って、吉村一家が生活していた城下の「上田組丁」へ訪れたことへと続く。思わぬ貧しい家の佇まいに内心驚いた弥之助。彼は下級武士の厳しい生活と、身分差の実態を初めて痛感するのだった。そして、弥之助を歓待した嘉一郎の母の抜けるほど白い肌と美しさ…。記者に問われるまま、上田組丁のことを記憶から語るうちふと、弥之助は今でも解けぬ謎のことを口にし始めるのだ…。

(第3話)

第二章 3話 第二章 3話

藩校の助教時代、柔と剛 二つの顔を垣間見せた貫一郎

藩校の助教時代、柔と剛
二つの顔を垣間見せた貫一郎

脱藩した父・貫一郎に代わり、土下座して詫びる息子の吉村嘉一郎。そして彼を小突き回し、切腹を迫る藩士子弟たちの前に飛び出し、ともに土下座して嘉一郎をかばった大野千秋の姿。追憶しながら桜庭弥之助の脳裏には次第に、在りし日の吉村貫一郎の姿が浮かび始めた。それは貧しく、風采の上がらぬ姿とは裏腹に、藩校の助教としての限りない優しさと剣士としての峻烈さを併せ持った、不思議な人物の面影だった。

(第1話)

第二章 1話 第二章 1話

故郷へ残した美しい記憶 そして、果たせなかった約束!

故郷へ残した美しい記憶
そして、果たせなかった約束

南部藩大坂蔵屋敷での切腹を前に、吉村貫一郎の回想は続く。脱藩して江戸へ出たのち、食うや食わずで町道場の食客をし糊口を凌いだこと、そして新選組に加わり、ようよう郷里への仕送りができる身分になった頃の追憶…。その先に思い出すのは雫石の郷里に雫石に残した妻・しづのこと。やがて彼の追憶は、若き日の二人の出会いの場面へと移ろうのだった。

TOP