第二章

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(第5話)

第二章 5話 第二章 5話

吉村貫一郎脱藩の裏にあった 大野家との知られざる縁

吉村貫一郎脱藩の裏にあった
大野家との知られざる縁

吉村貫一郎脱藩の朝、穀町の関に詰めていた従兄から聞いた話を、桜庭弥之助は思い出す。公用手形を堂々と示し、江戸へ出府する旨を告げた吉村貫一郎。なぜ同心ふぜいが、そんな手形を所持していたのか。大野次郎右衛門と貫一郎の間の、知られざる裏事情に思いを馳せつつ、幼き頃の弥之助は大野千秋を伴って吉村家を訪れた。が、すでに一家は雫石へ去り、弥之助には嘉一郎からの詫び状が渡されるのだった。

(第4話)

第二章 4話 第二章 4話

弥之助が知った身分差の実態 思い出した「今も解けぬ謎」

弥之助が知った身分差の実態
思い出した「今も解けぬ謎」

桜庭弥之助の記憶は幼い頃、吉村嘉一郎と連れ立って、吉村一家が生活していた城下の「上田組丁」へ訪れたことへと続く。思わぬ貧しい家の佇まいに内心驚いた弥之助。彼は下級武士の厳しい生活と、身分差の実態を初めて痛感するのだった。そして、弥之助を歓待した嘉一郎の母の抜けるほど白い肌と美しさ…。記者に問われるまま、上田組丁のことを記憶から語るうちふと、弥之助は今でも解けぬ謎のことを口にし始めるのだ…。

(第1話)

第二章 1話 第二章 1話

故郷へ残した美しい記憶 そして、果たせなかった約束!

故郷へ残した美しい記憶
そして、果たせなかった約束

南部藩大坂蔵屋敷での切腹を前に、吉村貫一郎の回想は続く。脱藩して江戸へ出たのち、食うや食わずで町道場の食客をし糊口を凌いだこと、そして新選組に加わり、ようよう郷里への仕送りができる身分になった頃の追憶…。その先に思い出すのは雫石の郷里に雫石に残した妻・しづのこと。やがて彼の追憶は、若き日の二人の出会いの場面へと移ろうのだった。

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